2004年4月1日木曜日

卵のなかみ200回記念エッセイ 2004.4.1 初出

卵のなかみ、も早いもので200回を超えました。

どういうわけか
広い宇宙の数ある一つ
蒼い地球の広い世界で
ひょんな事から、卵のなかみ、を始める事に
なったわけですが、本当にこのエッセイを
書き始めてよかったなと思います。
毎回分野問わず自由に書かせてもらったおかげで
自分の小説のテーマも、今この国で起こり始めて
いる変化の概要も、だんだんと見えるようになって
きました。

僕がなんとか現代の状況を把握しようとして
書いているこのエッセイの中から
読んでくれるみなさんが、一ヶ所か二ヶ所でも
あ、そうかもしれないな、という部分をひろって
生活に役立ててもらえたら
最高に嬉しいな、と思います。

中には、何を言ってるんだこいつは、という部分も
あるかもしれませんが、全ての人の意見や
感覚が一致するのは基本的に全体主義国家か
タコツボ化した新興宗教団体においてしか成立
しないわけなので、それは健全な精神が
機能している証なのだ、と僕は考えています。
あらかじめ御了承願いたいところであります。
ただ書き手の側としては、なるべく多くの人の
共感を得たいというのは当然のことでありますが……。

時に発作にかられて
GIVE ME A EARTH!
などという、とんでもないMCが入ったりしますが
こちらもあらかじめ御了承願いたいところであります。

気がついたらもう、2004年4月、です。
ここ仙台北山でも、日に日に春を感じられるように
なってまいりました。
春が来た、春が来た、どこに来た。
ここに来た。おお、よく来たな、春。

というわけで春がやってきました。
春と言えば

春は曙
やうやう白くなりゆく山際
少し明かりて
紫だちたる雲の
細くたなびきたる

GIVE ME A EARTH!

卵のなかみ、これからも宜しくお願い致します。



-卵のなかみ200回記念エッセイ-