2003年5月1日木曜日

公的資金投入 2003.5.X 初出

公的資金が投入された。
公的資金が投入された。
ついに公的資金が投入されたのだ。

先日、僕の主要取引先銀行の一つである
某銀行に、公的資金が投入された。

公的資金が投入される、ということは
どういう事だ。
それはつまり僕も結構払っている税金で
一銀行の赤字を補てんするということか。
なんたることだ、そんなのありか。
僕はカチンときた。
カチンときた僕は某銀行に文句を言いに行く事にした。
スピーカーも街宣車も持っていない僕は
とりあえずヘルメットを被ってみた。
愛車のビラーゴXV250に跨り
アクセルを吹かしてみる。
ボンボボ、ボンボボ……
ドラッグパイプマフラーが怒りの
サウンドを響かせている。
青葉の香りがする五月の風の中を
僕は某銀行目指して突っ走った。
ブ~ン、ブ~ン
勾当台公園を越え、広瀬通りに入る。
青葉通りは渋滞だ。
僕は広瀬通りを直進し、西公園を越えた。
信号待ちの間、僕は空を見上げてみる。
結構天気がいいな、と僕は思った。
というか五月晴れだ。
だんだんバイクに
乗っているのが気持ちよくなってきた僕は
そのまま直進し、西道路に入ってしまった。
西道路はこの時間にしては意外な程
すいていて愛車のビラーゴはボンボボ、ボンボボ……と
快適なサウンドを響かせている。
僕はそのまま泉ヶ岳までツーリングに出かけた。