というわけで僕は再び仙台高等裁判所へ
来ることになってしまったのでした。
仙台高等裁判所、のエッセイにも書きましたが
裁判所、という所は、たいてい、いかめしい造り、を
しているので、人を寄せ付けない雰囲気、が
あります。その点では美人ととても似ています。
人を裁く場所なので、やはり、いかめしい造り、を
していなくてはいけないのでしょう。
デイズにーランドのような場所で
判決を言い渡されても
人間は中々、罪の意識、を持てないと思います。
例にもれず、仙台高等裁判所、も
いかめしい造り、をしています。
僕が始めて仙台高等裁判所に足を
運んだ時には、その、いかめしい造り、に
圧倒されてしまったものでした。
そして怖気づいてしまって
家に帰りたくなってしまったのですが
ここで帰ったら男じゃない、とばかりに
勇気を振り絞って突入してみたのですよ、という
話は以前にも書きました。
でも今回仙台高等裁判所に
二回目の潜入を試みた僕は
逡巡することなく、スッ、と、いかめしい造り、の
建物内に入っていくことができました。
やはり美人と一緒なのです。
たとえ地球上の全ての男達が怖気づいてしまうような
美人であっても、付き合ってみれば
ただの女、になるのです。
-メルマガ創刊記念
百日裁判(2)弁護士に勝つ、再び、へ続く-
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